心臓リハビリテーションとは
心臓疾患の患者さんが
快適な生活を
送れるようサポートします
心臓リハビリテーションとは、心臓疾患の患者さんが快適な日常生活を送り、再発を予防することを目指した治療プログラムです。心不全や心臓手術後は、体力が低下し、運動や日常生活に不安を感じてしまうことも多いと思います。
適切な運動療法は体力を向上させ症状を改善させるだけでなく、病態の安定にもつながると言われています。
またリハビリテーションといっても運動だけではありません。看護師による生活指導や管理栄養士による栄養指導など多職種による包括的なプログラムを実施することで、死亡率や再入院率の低下など多くの効果が発表されています。

2004年 ミネソタ大学の研究
心臓リハビリテーションをおこなった心筋梗塞後の患者の死亡率は減少し、予測生存曲線は対照群と等しかった。


当院の心臓リハビリテーション
入院について
急性期病院での治療が終了した患者さんを対象に、日常生活をより快適に過ごせるよう運動療法や日常生活動作の練習を行ないます。
また、ご病気に対する理解を深めていただき、退院後もご病気と上手に付き合える方法を一緒に考えます。
介護保険でのサービスも含め、日常生活を送るうえで必要な準備を整えていきましょう。
こんな疑問にもしっかりとお答えします
- 心不全が悪くなったらどうなるの?
どんな時に受診したらいいかしら? - お薬を忘れず、正しく飲めるかしら?
- バランスの良い食事ってどういうの?
ちゃんと準備できるかしら? - 退院したらどこで運動しよう?
何したらいい? - 介護保険サービスは何が必要かしら?
外来について
マシントレーニングなど積極的な運動療法を実施し、体力の向上を目指します。
CPX(心肺運動負荷試験)検査を定期的に行うことで身体の状態を評価し適切な運動負荷も検討していきます。また自宅での生活の中で疑問思ったり悩んだりすることを医師や看護師、管理栄養士などに相談し、生活習慣を見直していきましょう。

HUR

CPX